千葉県松戸市常盤平のピアノ教室です🎹
先日はジャン=マルク・ルイサダさんのピアノ・リサイタルへ行ってきました😊
※今回の記事は大物音楽家へのリスペクトで言語化が難しい部分があったため、慎重に書きました💦
ルイサダさんは、かてぃんこと角野隼斗さんのお師匠さんでもあります。
近年は師弟でのコンサートもなされていて、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
他所で演奏会をこなしていらっしゃる角野さんからは、お花が届けられていました。

ショパンのマズルカ全曲はですね、素晴らしかったです!!
マズルカがこんなに芸術性の高い作品群だったとは、感動の嵐でした!
マズルカとは…ポーランドのマゾフシェ地方を発祥とする伝統的な舞踊の総称。
中庸なテンポで誇り高い「マズル」、抒情的でゆったりとした「クヤヴィアク」、急速で回転的な「オベレク」などを含み、いずれも3拍子であるものの2拍子目または3拍子目に不規則なアクセントがおかれ、独特の揺れと推進力を生みます。
日本人には捉えにくい音楽形式の1つと言われています😅
ショパンの作品を色々流して聴いてみて、同じく3拍子の「ワルツ」に比べて、地味な印象を抱く方が多いのではないでしょうか?
実際に演奏してみても、アクセントの置き方やアゴーギグ(テンポやリズムを意図的に変化させる表現術)の処理が難しく、譜面以上に難しく感じる上に演奏効果がイマイチに思える、損な立ち位置というイメージです。(;・∀・)
私自身もマズルカの演奏を「ワルツと混同して聴こえる」と指摘されたことがございます。
2拍目や3拍目に不規則なアクセントを入れるのがそもそも難しい。
拍がずれてしまうんじゃないかという恐怖が先行してしまうし、実際に自分の中の拍子感がずれると演奏全体が崩壊してしまうという、多大なるリスクがあるのです。(;’∀’)
それを、です!
このジャン=マルク・ルイサダ様は全曲演奏という偉業を見せてくださったわけです。
しかも全曲素晴らしい完成度(そりゃそうですが💦)!
このお方、自由な雰囲気をまとって演奏しているように見えますが、ものすごく多彩な音色を緻密な構成で囲い込んで昇華させているんです。
憑依系のアーティストって大体そうですよね。
一般人に理解できるレベルに言語化されていない(もしくはできない)だけで、ご本人の中では完璧に辻褄があっているというパターンだと感じました。
地味な小品のイメージだったマズルカが、第1級の芸術品として説得力をもって聴こえていたわけですから、その構成力と表現力は群を抜いていることは明らかです。
透き通るような美しい音色が聴こえたかと思いきや、バターのようなまろやかな音色、グラニュー糖のようなサラサラしたテクスチャーの音色に変化し、フォルティシモでは重戦車のような迫力に満ちた音色(おそらくこの重戦車の印象が強いと「情熱的な演奏」のイメージが確立されます)が次々に繰り出されるのです。
しかも、それが絶妙なアゴーギグに絡めとられて、自由さをまとっていながらも拍子感を逸脱しない範囲で適切に処理されていくという快感。
これは癖になりそうです!スタンディングオベーションです!
僭越ながら、私としてもこのような演奏を目指していきたいと思いました。

演奏後のサイン会も素敵な雰囲気でした。
オーラがある方は違いますね!
アンコール曲に可愛らしいモーツァルトの作品が入ったのも印象的でした。
今年はモーツァルト生誕270周年のアニバーサリー・イヤーなので、意識的にお入れになったのかな?
次の機会にも、是非また聴きにうかがいたいと思いました!(*^^*)
当教室には、常盤平はもちろん、八柱や五香方面からも本気でピアノを楽しみたい生徒さんが集まっています。
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